日々のメモ

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2024年6月13・14日に東レインターナショナル株式会社の新ブランド「TSUTSU(ツツ)」の展示会を行いました。ブランド名の「TSUTSU」は「TI’s Sustainable, Upcycled Technology Solutions for Utility」の頭文字を組み合わせです。「TSUTSU」は持続可能性(サステナビリティ)を推進、廃棄物削減を目指したアップサイクルブランドです。
今回、EAST178は、EICHI .incのチームとして展示会のパネル制作を担当させていただきました。

そのプロダクトの第一弾の製品は、アンブレラ製品「TSUTSU The Umbrella 621」。傘です!傘は、誰でも1本は持っている商品です。東レインターナショナルの調査によれば、日本での傘の年間消費は8000万本以上、そのうち6〜7割がビニール傘。傘が壊れたら、捨てて新しい傘を買う。また傘を無くした場合の警察への遺失届はわずか2.2%ほどで、警視庁が保管する遺失物の6割超が傘。モノを大切にする意識の低さを露呈した調査結果ではないでしょうか…。
良い意味での「モノへの執着」こそが、サステナビリティな社会に繋がる気がします。

「TSUTSU The Umbrella 621」の素材は、傘地に東レ内でダウンウェアやレインウェアに用いられる高密度織物の衣料用ナイロン6の余剰生地をアップサイクルしたもなどを使用しています。パーツ一つ一つにもこだわり、丁寧に作られています。傘のどの部分をクローズアップしても美しいです。また、先端のキャップ部分を回せば傘地の付け替えができるようになっており、傘骨を捨てずに長く利用できるようになっています。「TSUTSU The Umbrella 621」の「621」は、傘の長さ621mmです。そのサイズのこだわりは、「折りたたみ傘以上、長傘未満」。子供でも大人でも使える長さ。
大切に長く愛着を持てるこだわりが詰まった高品質でありながら、サステナビリティな「TSUTSU The Umbrella 621」です。

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