益子 Part3 伝統工芸
『starnet』から『益子参考館』の後は益子焼店が連なる大通りの気になる店々を覗きながら、通りの入り口付近にある『日下田藍染工房』へ。
こちらの施設も益子参考館にもあった茅葺屋根の建物。この建物内には藍甕(あいがめ)が規則正しく埋め込まれていました。その数72個とのこと。テレビが雑誌などでは見たことがある藍染の作業場ですが、実際に藍甕を見るのは初めてです。寛政年間に造られて以降200年間の使用しているそうです。藍染め甕場(あいぞめかめば)と藍の発酵した香りや作業している職人さんの姿はの風情は培われてきた伝統の重みをひしひしと感じます。
益子町には、益子焼きと並ぶ伝統工芸に藍染があることを今回の旅行で知りました。
せっかく益子町に来たのだから、焼物を手に入れたい!日下田藍染工房までの道のりで覗いていた益子焼店で、気になっていた作品をもう一度見直し購入しました。日常使用できるもの(私の懐事情にマッチングする価格)で吟味しまくり選びました!
ここ数年、私は味噌作りにハマっており、その味噌から作る1日で使いきるドレッシングも作るのにもハマり始めています。なのでそのドレッシングが丁度よくを入れれるものと、小皿が欲しい。そして最近は煮物を作らなくなっていましたが、色々な器を見ていたら煮物を作りたくなってきたので、その思いを維持する器を。その3点を購入しました。
茶色の器は、しっかりとした作家作品なのでが、作家への意識なくはなく選びました。家に着きお店の袋を開けると器の上に作家プロフィールの紙が添えてありました。読んでびっくり!
内村宇博さんという陶芸作家さんとのことですが、出身地が私と同じ沼津市。大学も私と同じ(学部などは違いますが)。年代は違いますが、沼津の景色を見て育ち、似た様な環境で学んだことで、琴線に触れる美しさが似ているのでしょうか。